ユマニチュード研修を受けて新たな発見!
先日、雨上がりに大きな虹を見ました。すがすがしい気分でブログを書いています。
初めまして!4月から入社しました看護師の村上です。
入社して2か月が経ち、優しい先輩たちに支えられ
訪問看護にも少しずつ慣れてきました。
プライベートでは引っ越しを4月に行い、
やっと部屋が整い充実した日々を送っています!
先月末のことになりますが、
元気会横浜病院のスタッフからユマニチュード研修を受けてきました。
皆さんはユマニチュードについてご存じですか?
私は今回初めて知ることができました。
今回の研修でどのようなことをしたか、
またユマニチュードとは何かを知ってもらえると嬉しいです!

ユマニチュードとは人間らしさを意味する言葉であり、
知覚・感情・言語による包括的コミュニケーションメゾットです。
例えばこういった方がいます。
歩きずらい方がトイレまで行くとなった時、自然と車いすを差し出していませんか?
私もこういった考えでした。
しかし、この動作は「その人の人間らしさを害している」と学びました。
ではユマニチュードの考え方ではどうでしょうか。
それは人間らしさを生かすため、ゆっくりでもいいから歩く補助に付くことです。
ユマニチュードの4つの柱として、①見る ②話す ③触れる ④立つ・歩く があります。
この4つは人としての特性を得るための4つの基本であり、
すべての行動には相手へのメッセージが含まれています。
先ほどの例えでは、④立つ・歩く に関わってきます。
“立つ・歩く“とは、自分がほかの人と同じであると感じる瞬間であり、自我の構築です。
そのため立つ・歩くことを失うということはその人への大きな損失となります。
だから歩く補助に付くことで立つこと・歩くことができるんです!
他の柱も見ていきましょう。
“見る“というところでは相手とのいい関係を築くため
水平に見つめることで平等であることを指します。

“話す“というところでは、話せない相手との会話で
途中で話が尽きてしまうことはありませんか?
そういったときには今から行う内容を話したり、その方の小さな気づきを話してみたり、
またできていることをほめてあげたりすると相手から話も出てきて
徐々に自然な会話ができてくると学んだので
私も実践していこうと思い日々、頑張ってます!!
“触れる“というところではゆっくり包み込むように広い面積で触れることで愛情を示し、
優しさを感じ信頼関係の構築ができるのです。
以上のことを学んで今後の訪問先で実践し、色々な方と
信頼関係を築いていきたいと思っております。
看護師 村上依里